2014年3月
3月, 2014年
夢に出て来た妻と愛犬
2014/03/13夢の中に妻が出て来ました
いろんなことを示唆するような内容の夢でした
内容が複雑で上手く説明出来ませんが
「まだ生きていなければ駄目ですよ」と行った
妻からのメッセージであり、それをサポートしているのが
黒柴のユリ号
何か不思議な夢でしたが、心が騒ぎました
何かの時に、お話し出来ればと思います
妻に捧げるレクイエム=31=
2014/03/12帰り道
病院からの帰り道は
思わず知らずに沈んでいたんだろうね。
「声をかけて目が合う時は笑っているけど
それまでは泣きそうな顔だったよ」って言われてしまった。
僕のために、もっと沢山の時間を生きていて欲しい。
黄疸
君に異変が現れて来た。
眼底に黄疸が出始めて、腫瘍マーカーが跳ね上がった。
23日に主治医から呼ばれ
間もなく意識が混濁するので近親者を呼ぶように言われた。
不覚にも僕は涙ぐんでしまい、君に怒られた。
妻に捧げるレクイエム=30=
2014/03/09最後の外食
君が緩和ケアに入院した事は、義父さんには言わなかったので
義父さんのお見舞いにと外出したのが最後の外出になったね。
偶然だったけど、父と最後に食事をしたレストランが
君とも最後の食事場所になってしまったね。
少しづつ
君の体力が少しづつ弱っていっている事は判っていたよ。
病室に行ったあと、君は何時も見送ってくれたけど
その歩く早さや距離の変化は明らかに違っていた。
君との時間が残り少なくなって来ている。
3月定例サロンのご案内
2014/03/08今月のりんどうの会定例サロンに付いてお知らせ。
3月19日 水曜日 午後7時〜です。
会場は、アイ・スクエアビルです。
アイスクエアビルでの開催は今月が最後になります。
4月からは会場が変更になります、改めてご案内致します。
妻に捧げるレクイエム=29=
2014/03/06緩和ケアに入院して
入院すると不思議なほどに君は元気になった。
暖かい部屋、好き嫌いが言える食事。
病人とは思えないほど元気に明るくなった。
春になったら一度退院しようねと話ししていたね。
ユリも何回かお見舞いに行って、じゃれていたね。
正月は自宅で
正月は帰省した娘と三人水入らず。
お見舞いに頂いたお肉や僕が作ったスープも
しっかりと食べていたよね。
幸せな時間が流れて行って、本当に君が病気であることさえも
忘れさせてくれるそんな素敵な最後の正月だったね。
妻に捧げるレクイエム=28=
2014/03/03入院の決意
君の病気のため、義父さんは介護施設で生活してもらっていた。
心配するから顔を見せたいという君を乗せて
介護施設に向かう時に
緩和ケア病棟から病室が空いたことの連絡があった。
義父さんを見舞った後の帰り道で入院を決断したね。
ホスピスへ
緩和ケア病棟は、他の病棟とは違った雰囲気を持っていた。
病棟全体が静かで、スペースにゆとりがあって、明るかった。
病室は個室で家族も泊まる事が出来た。
君の希望で面会禁止にしてもらったね。