2014年4月
4月 11th, 2014年
妻に捧げるレクイエム=41=
2014/04/11家を出る時
君は2日間を自宅で過ごした。
何も語らないけど、そこに君がいるというだけで
淋しさや悲しさが違った形に見えていた。
子ども達も君を見つめながら何かを語りかけていたと思う。
君が家を出る時、僕は何を感じていたのだろうか。
通夜
君の通夜は一面の雪景色。
しんしんと降り続く雪の中にも拘らず、多くの人が来てくれたよ。
息子が編集してくれたスピッツの曲を流しながら
静かに静かに過ぎていったよ。
きっと君も何処かで聞いていてくれたよね。