2015年7月
7月 28th, 2015年
新しい旅路への分岐点
2015/07/284年と6ヶ月
その日から4年6ヶ月という時間が流れました
日本グリーフケア協会の悲嘆回復の最長期間の目安が
概ねこの時期にあたります
最初の1年間は
苦しくて苦しくてどうしようもなく
悲しくて悲しくて泣き明かしていた
追い求めるのは亡くなった妻の幻影
3回忌(2年目)を迎えた頃に、どこか心の変化を感じた
悲しみの形が変わったような気がした
妻がいない生活に身体も心も慣れてきたのでしょうか
それでも時折止まらない涙
いま、こうして書いていてもじんわりと涙は滲んできます
でも、ただ単に悲しいというだけではなく
何か暖かさを感じている胸の中があります
それは、きっと悲しみからの卒業なのでしょう
僕と妻との新しい形の旅が始まるのでしょう
妻の声が聞こえます
「あなたの道を歩いてください」と
今日は28日、妻の月命日
新しい旅路への分岐点に立っています