りんどうの会~がん患者遺族の会・佐賀~

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家族(遺族)の思い

2017/06/23
小林麻央さんの逝去と
海老蔵さんの記者会見をみて
 
海老蔵さんの今の心の中が痛いほど響いて来ます
あの頃の自分の思いとつい重ねてしまいます
同じ経験をした方も同じ想いだと思います
 
入院中、あるいは闘病中には
たとえ一緒にいない時間であっても
生きているというただそれだけでよかった
自宅には自分一人であっても、病院で妻は生きている
その思いだけで心が落ち着いていました
 
しかし、その時を迎えた時
心を支えていた何かが崩れ去っていきます
それでも、お通夜・葬儀と進む中
言葉は発しませんが、遺体がそこにあるだけでも
どこか気持ちが違っていたものです
 
見送りの一連の行事が進む間は
一つ一つの対応と時間に追われていて
振り返る時間は少ないのですが
全てが終わって、一人家の中に残された時に
言いようのない寂しさが一気に押し寄せて来ます
 
がん経験者の方は、ご自分の命との戦いでしょうが
その家族は、代わってあげることのできない焦燥感と
失った後に「もっと何かできることがあったのでは」という
後悔の念に苛まされます
 
生き残ることの辛さが全身を包みます
海老蔵さんをそっと見守っていきたいと思います

定例サロンを自宅で開催

2017/04/01

初の試みとして、定例サロンを代表者の自宅で開催しました
天候も良かったので、部屋を飛び出して、ウッドデッキでのサロンになりました
ちょうど桜も4〜5部咲きでしたので
桜を見ながらのサロンとなりました
 
今日は、メジロやムクドリをはじめとして、4〜5種類の鳥が
梅の木や桜の木に来ていました
サロンの時間も通常の倍の長さ、3時間があっという間に過ぎました
  
会場を提供した方としても、やりやすくこれからも第1土曜日の午後の開催は自宅で行うこととします
 
5月の第1土曜日は6日連休の真っ只中ですが
参加者が多ければ、ちょっと工夫をしたいと思います
 
 

緩和ケアと薬剤師

2017/02/22

午前中に

第一薬科大学の学生さん2名と講師の先生が佐賀にお見えになりました。

話の内容は、

緩和ケアにおける薬剤師へのニーズについてのアンケートについての意見交換でした

若い学生さん達の熱心な態度は、医療現場に向けての意気込みが感じられて

良い時間を過ごしました

 

 

鹿児島遺族会「ほんわか」に参加して

2017/02/10
昨日(2月9日)に鹿児島の遺族会「ほんわか」に参加しました。
がんサポートかごしまが主催する遺族会で
基本的には、毎月第2木曜日に、鹿児島の県民保健センター(下伊敷)の会議室で開催されています。
この日は、大村共立病院の遠山啓亮医師(精神科医)が見学参加されていました
この日の参加者は、男性4名、女性5名の9名
とってもいい雰囲気の中で会が進められました
 
私も自分の経験に基づいた話をさせていただきました
悲しみから逃げるために、毎晩溺れるほどにお酒を飲んだこと
抗がん剤を辞めた時の思いなどなど
  
その中で、出た言葉の中に
「当たり前の日常を過ごせることが一番幸せ」という話がありました
本当にそう思います。
特別な料理がなくても、旅行に行けなくても
家族と一緒に過ごす時間が、どんなに贅沢な時間なのか
遺族になって初めてわかる事かもしれません
 
「日常の生活の中にある幸せ」

今日のサロンから

2017/02/04
がん患者の方々が本当は一番辛い気持ちだと思います
でも寄り添う家族の気持ちもまた辛いものです
 
そして、遺族となった今でも、その辛い気持ちは消えるものではありません

またこの季節が

2017/01/24

サロンの中で、遺族の方々が異口同音に語られる内容に

その季節が来ると、亡くなった人のことを強く思い出すと言われます

終焉を迎えた時の、季節の色、季節の匂い、季節の音、季節のいろんなこと

その日その時が近づくと思い出す・・・

故人の思い出とともに、別れの時の寂しさもまた蘇るものです

 

日々の生活の中では、ともすれば記憶に浮かんでくることが少なくなっても

記憶が消えているわけではなく、忘れているわけではないのですが

その日その時と同じ季節には、殊更に思い出されて来ると言われます

 

今週の土曜日(1月28日)に、私も七回忌を迎えます

 

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