昨日(2月9日)に鹿児島の遺族会「ほんわか」に参加しました。
がんサポートかごしまが主催する遺族会で
基本的には、毎月第2木曜日に、鹿児島の県民保健センター(下伊敷)の会議室で開催されています。
この日は、大村共立病院の遠山啓亮医師(精神科医)が見学参加されていました
この日の参加者は、男性4名、女性5名の9名
とってもいい雰囲気の中で会が進められました
私も自分の経験に基づいた話をさせていただきました
悲しみから逃げるために、毎晩溺れるほどにお酒を飲んだこと
抗がん剤を辞めた時の思いなどなど
その中で、出た言葉の中に
「当たり前の日常を過ごせることが一番幸せ」という話がありました
本当にそう思います。
特別な料理がなくても、旅行に行けなくても
家族と一緒に過ごす時間が、どんなに贅沢な時間なのか
遺族になって初めてわかる事かもしれません
「日常の生活の中にある幸せ」
今日のサロンから
2017/02/04がん患者の方々が本当は一番辛い気持ちだと思います
でも寄り添う家族の気持ちもまた辛いものです
そして、遺族となった今でも、その辛い気持ちは消えるものではありません
またこの季節が
2017/01/24サロンの中で、遺族の方々が異口同音に語られる内容に
その季節が来ると、亡くなった人のことを強く思い出すと言われます
終焉を迎えた時の、季節の色、季節の匂い、季節の音、季節のいろんなこと
その日その時が近づくと思い出す・・・
故人の思い出とともに、別れの時の寂しさもまた蘇るものです
日々の生活の中では、ともすれば記憶に浮かんでくることが少なくなっても
記憶が消えているわけではなく、忘れているわけではないのですが
その日その時と同じ季節には、殊更に思い出されて来ると言われます
今週の土曜日(1月28日)に、私も七回忌を迎えます
今年もよろしくおねがいします
2017/01/07あけましておめでとうございます
2017年も、りんどうの会をよろしくお願いします。
今年は、この会を知って頂くための活動を行なって行きたいと思っています。
具体的な中身については企画中ですが
ガンにまつわる物にしたいと思います
また、会員同士の親睦を深めることでも、グリーフケアの実践が出来ればと思っています。
残されたものは
2016/11/21残されたものは、それでも生きていかねばならない
なんと重い言葉だろう
なんと悲しい言葉だろう
自分自身が死んでしまった方が楽になれると思っても
まだ自分が守らねばならないものたちがいて
自分の命さえも自分の自由にならない
枯れることなく涙は流れ
亡くなっていった者への思慕の念が
いつしか「なぜ」という言葉に変わっていった
生き残ることの辛さを思い知らされた日々
それでも生き続けてきた
生き続けてきた今日がある
リレー・フォー・ライフに参加しました
2016/10/20