りんどうの会~がん患者遺族の会・佐賀~

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今年もよろしくおねがいします

2017/01/07

あけましておめでとうございます
2017年も、りんどうの会をよろしくお願いします。

今年は、この会を知って頂くための活動を行なって行きたいと思っています。
具体的な中身については企画中ですが
ガンにまつわる物にしたいと思います

また、会員同士の親睦を深めることでも、グリーフケアの実践が出来ればと思っています。

 

残されたものは

2016/11/21
残されたものは、それでも生きていかねばならない
 
なんと重い言葉だろう
なんと悲しい言葉だろう
 
自分自身が死んでしまった方が楽になれると思っても
まだ自分が守らねばならないものたちがいて
自分の命さえも自分の自由にならない
 
枯れることなく涙は流れ
亡くなっていった者への思慕の念が
いつしか「なぜ」という言葉に変わっていった
生き残ることの辛さを思い知らされた日々
 
それでも生き続けてきた
生き続けてきた今日がある

リレー・フォー・ライフに参加しました

2016/10/20

遅くなりましたが、リレー・フォー・ライフ・2016佐賀に参加しました。
クリーフケアを知ってもらいたくて、テントブースも設けました。
みんなで歩きました。
来年もまた、参加したいと思っています。

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振り返れば君は居ない

2016/09/15

愛する人を亡くした直後からしばらくの間は
亡くなったことを心が受け入れてくれない間は
ふっとした瞬間にその人がいるような感覚に陥って
「ねぇ!」って声をかけそうになり
次の瞬間に、もういないことに気づいて悲しくなる
 
街の中であったことを
話してあげたら喜ぶだろうな・・って思って
急いで家に帰って玄関を開けたときに
その静けさに現実を感じてしまう
 
食事をするとき、買い物をするとき
つい「どれがいいかな」って聞こうとして
雑踏の中で孤独を感じてしまう
 
街角で先を行く人がそのように見えたり
玄関の音に「おかえり」と言いそうになったり
心があきらめるまでの時間
悲しみが波のように押し寄せてくる
 
悲しみから先に進むことは
居なくなったことを受け入れること
あきらめること、あきらめを受け入れること
そこから次の一歩が始まります
 
このサロンは、そういった一歩のお手伝いをします

城山さんの詩「妻」

2016/08/18
昨日の定例サロンのとき
会員のみなさまがたを待っているときに
城山三郎さんの詩が目にとまりました
 
「そうか、もう君はいないんだ」遺稿がテーマになったときに
見つけ出した詩です
 
「妻」
夜更け 目覚めると
枕もとで何かが動いている
小さく呟くような音を立てて
何者かと思えば時計の秒針
律儀に飽きることなく動く
その律儀さが不気味である
 
寝返りをうつと音は消えた
しばらくして穏やかな寝息が聞こえる
小さく透明な波が押し寄せては引く音
これも律儀だが冷たくも不気味ではない
起きている間はいろいろあるが
眠れば時計より静か
 
「おい」と声をかけようとしてやめる
五十億の中でただ一人「おい」と呼べるお前
律儀に寝息を続けてくれなくては困る
(終)
 
遺族となった人にとってこの詩は胸に迫るものがあります
静かに寝ているときだけが
がんからも、がんの恐怖からも解き放たれる時間
このままこの時間が続いてくれることを
きっと誰もが感じていたのではないでしょうか
 
しかし、時は残酷に時間を刻み
やがて、その時を迎えることになるのです
そしてその悲しみを乗り越えようと
私たちのサロンはあります

りんどうの会の役割

2016/06/11

りんどうの会の役割
 
それはグリーフケア
それもガンで身近な人を失った悲しみを癒すこと
そこの特化してサロンを始めましたが
時間の進行につれて卒業される方も出てきます
 
ご自分がグリーフケアを学んでいきたいという方や
このサロンで話をすることが好きな方は残られます
ただ、新しい方の入会がないと
本来のサロンの意味合いが少し変化してきます
 
積極的な会員募集ができない特殊な会である以上は
最初から覚悟して進めてきたのですが
ここに来て、グリーフケアを進める難しさを感じています
 
月に二回の開催も、少し考え直さないといけないのかなと
まだまだ試行錯誤の状態です

 

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