りんどうの会~がん患者遺族の会・佐賀~

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2月の定例サロンについてのお知らせ

2014/02/06

今月のりんどうの会定例サロンに付いてお知らせ。

2月19日 水曜日 午後7時〜です。
会場は、アイ・スクエアビルです。

妻に捧げるレクイエム=19=

2014/02/04

副作用との闘い

投与の期間が長くなるにつれて、副作用は君に襲いかかってきた。

口内炎、手指の荒れ、脱毛。

一番君が苦しんだのは味覚障害だった。

臭覚は正常なのに、口に入れると味がしないという。

食事を怖がって栄養補助食品でまかなったね。

 

ある医師の言葉

君は別の病気でも以前から定期的に診察を受けていた。

そこの医師が君に言った言葉は、

「抗がん剤を続けて風邪を引いて死ぬか

 抗がん剤を止めてガンで死ぬか

 何時か人は死ぬんだよ

 どっちが良いかよく考えてごらん」

妻に捧げるレクイエム=18=

2014/02/01

再び抗がん剤の日

再び抗がん剤との闘いだね。

君も続ける覚悟を決めて、カツラも調達し

長期戦に臨む体制を整えた。

今回は投与する時には入院したので

2週間ごとの送り迎えとユリの散歩が

僕の一番の仕事になった

君は頑張ったよ。

 

朝の散歩で

君が入院するたびに、朝の散歩は

君の病室から見える道を必ず歩いたよね。

君は病室から手を振ってくれたね。

なんとか君を励ましたいけど

他に僕が出来ることが見えなくて

少しは役に立っていたのかな。

記憶の中にあること

2014/01/29

公式ホームページに、妻と私の事を書いた本の中身を少しずつ紹介いています。

少し、先取りで3年前、2年前の事を少しお話ししたいと思います。

 

昨日(28日)が妻の命日ですが、

記憶の中には29日の通夜、30日の告別式も一連の流れとして、しっかり残っています。

29日の通夜の日は、午後から天気が崩れ始めました。

そして通夜が始まる午後7時頃には、一面真っ白。珍しいくらいの雪になってしまいました。

交通機関にも影響があったようです。

そんな中にも、遠くからも友人たちが駆けつけてくれて、本当に感謝しました。

 

翌朝も、その影響があって8時頃までは車も少なく、告別式が心配されましたが、

9時過ぎ頃から太陽が射して、10時前にはすっかり雪も溶けて素晴らしい天気になりました。

 

だからこそ、強く記憶の中に、一つの流れとして残っています。

余談ですが、父の告別式の時には、朝から強い雨が降っていたのが、告別式の前には止み、素晴らしい天気になった事でした。

 

さて、それから1年後の一周忌の時、愛犬のユリが異常と思えるような行動をとって、家から飛び出しました。

どう見ても、妻の気配を感じて、妻を捜していたのだと思います。

 

他の犬に咬まれ、交通事故にもあって、ひん死の状態で保護されていました。

発見された状況を聞くと、よくぞ死ななかったと思える状態でしたが、今は元気になっています。

 

3月か4月にはこの話しが、ホームページに紹介されます。

 

(この書き込みはFacebook版にも掲載しています)

妻に捧げるレクイエム=17=

2014/01/29

転移が見つかった

ラジオ波以降数ヶ月の間の診療は内科だったので

外科での再診察を進められて外科で検査をしたら

肺への転移が判明した

肝臓のガンにも変化が見られて本当に辛い思いをしたよね。

ガンへの怒りが爆発した。

(総合病院における院内連携にも疑問が起きました)

 

帯状疱疹

そんなある日君は痛みを訴えた。

まさかガンが動き出したのかと思ったけど、

それは帯状疱疹だった。

抗がん剤での再治療が始まる頃だったので

体力の低下をとても心配したんだ。

ペインクリニックの治療も辛そうだったね。

特別な日

2014/01/27

誰にでも特別な日があります。

その日は、その人にとってはとっても大切な日ですが

それは、その人だけの特別な日です。

誕生日、結婚記念日・・・などなどと、その人にとっての特別な日です。

私にも幾つかの特別な日があります。

その中で、悲しみに彩られた特別な日が来ます

妻を亡くした日です

3年という月日が流れていったにもかかわらず、悲しみは心に深く

時に流れに逆らうかのように、涙が流れてきます

彼女の写真を見ながら、その声を思い出しています

特別な日

でも、多くの人にとっては普通の日

 

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